光の取り込みがしやすい道路側が西という条件と、交通量の多い道路に面しているという条件がある土地での家づくり。 この土地の条件に対峙するため、軒を深くし西日の進入を緩和し、室内空間が道路との距離を保つことで音や振動の問題とプライバシーの侵害を同時に解決する設計となりました。 住宅専用地域でないため南側の建物も将来高いビルに建て替えられる可能性もあり、そのような可能性を考慮し、 あえて南側には窓を設けず水回りや収納といった機能を配置するという定石からはかけ離れた設計です。
確立したリビングというものが無いのが最大の特徴。 固定的なリビング空間を作りたくないというご要望で、ライフスタイルを間取りに決められることなく、お施主様の発想で多彩な居場所を作ることができる設計。 絶対的なリビングの広さを確保しないことで、逆に全てのスペースがリビングに成り得るというユニークな発想。
多機能な「フレーム」を持つ今回のお家は、外観のフレームだけでなく、内部や外部の空間においても様々な「フレーム」を展開する。 様々な居場所があり、その居場所から見えるフレームがある。 そのフレームが多ければ多いほど、住み手のライフスタイルがあり、楽しい暮らしのバリエーションになる。 空間が多機能に使用されることで、暮らしの楽しみ方が増えていきます。
バランスの良い四角いファサード。濃いグレーの塗り壁を基調とし、板張りの2つの開口部がアクセントとなっているデザイン。 塗り壁と板張りの組み合わせは、街並みに柔らかい雰囲気を与えてくれます。 外と中との中間領域はお茶を楽しんだり、本を読んだり多目的な空間として利用可能です。 中間領域に配置した緑は、中からも外からも楽しめる美しい景観となります。
本写真画像は全国各地のR+houseネットワーク加盟工務店が施工した物件を撮影したものを同ネットワーク全体の広告宣伝のために使用しているものであり、当該物件が特定の工務店等の施工物件であることを保証するものではありません。